備忘録

需要0です。役に立ちません。書ける程、進捗ガンバリマス!

ジャック・ル・ゴフ 『子どもたちに語るヨーロッパ史』(ちくま学芸文庫)

口語体でフランクな文体が苦手だと厳しいかもしれない。

www.chikumashobo.co.jp

流石に子ども向けであって、やや易しめだが、教科書とかだとまあ見ないよねって話が結構載ってて、また文章が軽いので読みやすく個人的には良かった。中世の雰囲気、その遷移が少し窺える気がした。

ただ強い主張が散見されたり、自国の子ども向けに書いたんだろうなって記述がちらほら見受けられるので、そこは注意した方がいいかな、と。あと、各項目毎で記述量の差が凄く、如何せん子ども向けだからかどれも短く、少し消化不良気味だった。だが導入本としては優れているように思うし、お勧めだ。いい振り返りにもなるし。

 

今更気が付いたが、書く目的、相手を未だに決めてないからこんなに書きにくいんだろうな。一概に私の日本語力だけじゃないと思う、そうしたい。