備忘録

需要0です。役に立ちません。書ける程、進捗ガンバリマス!

2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ジャック・ル・ゴフ 『子どもたちに語るヨーロッパ史』(ちくま学芸文庫)

口語体でフランクな文体が苦手だと厳しいかもしれない。 www.chikumashobo.co.jp 流石に子ども向けであって、やや易しめだが、教科書とかだとまあ見ないよねって話が結構載ってて、また文章が軽いので読みやすく個人的には良かった。中世の雰囲気、その遷移…

華麗なるギャツビー

切ない。 www.happyon.jp 特に最後ヒロインは花くらい供えてやれよって気がする。主人公自体確かに「求めすぎ」で、過去のやり直しは出来ないにしろ、もう少し幸せになっても良いだろう。 あの派手なパーティーに引き寄せられた、趨光性の人々のなかで唯一ギ…

安部公房『砂の女』(新潮文庫)

風邪で散々な休日でした。 www.shinchosha.co.jp なんと言うか、まあ凄い話だ。話自体も凄く良く出来ていて感心するばかりだが、描写も独特で面白い。特に畳み掛ける比喩表現が印象的だった。日常からかけ離れた、想像し難い設定だったのに、終盤では最早違…

いまを生きる

いや、違うの。遊んでばかりじゃないよ。読書や受験勉強だってちゃんとしているよ! ビューティフル・マインドを思い返してたらどうしてもこれも書きたくなったので書きます。大分前に観たきりなので、細部は結構忘れちゃったかな。。 www.youtube.com なん…

ビューティフル・マインド

最後にもう一つ。 www.youtube.com ここ最近観た映画で、これも凄く印象的で、とても胸に響いたので、メモしておきます。残念ながらhuluの公開はとっくに終わっていたので、適宜リンクを持ってきた次第です。ネタバレしてしまうと全て台無しになってしましそ…

カリオストロの城

映画関連のネタはこれで打ち止めなので、今日で連続投稿も終わりですね。 さて、そんなこんなで今日はこれ。 www.happyon.jp ルパン三世は結構好きなのですが、何気に未視聴だったので、観てみました。 ここのところ洋画ばっかり見ていたのと、どれも登場人…

帰ってきたヒトラー

本日はこれ。 www.happyon.jp ギャグな様に見えて、非常に含蓄のある作品だと思う。ポピュリズムが流行る昨今、最初は笑えても、話が進むにつれ、笑えなくなってきて、最後本当にちょっと考えさせられる、そんな作品だろう。何とか女史はユダヤ人の末裔か、…

フランツ・カフカ『変身』(新潮文庫)

皆様はいったいどのような目的で、生きているんですかね。ややもすると自分は馬鹿正直過ぎるきらいがあるのかもしれないと、夢を見過ぎているんじゃないか、とふと悲しくなった1日でした。まぁ結局変える気にならない辺り、自分の中でははっきりと基準がある…

タイタニック

説明が不要そう。 www.happyon.jp 途中思いっきり濡場があったので、正直度肝抜かれましたが、凄くよく出来ている、素晴らしい作品でした。ハッピーエンドとばかり思っていたのですが(冷静に考えれば、お婆さん一人だけな事からも分かるんだろうけど)、ま…

ショーシャンクの空に

これから暫く投稿される記事は大抵4月5月に観たけど、書き損ねたのでメモっておきたいって類の話で、流石に平日ど真ん中にこれだけの映画を連日観ている程受験をなめてません。いや、高々2時間前後なのを考えると頑張れば出来ない事もないのか さて、今日紹…

太宰治『人間失格』(新潮文庫)

こんにちは。下書きが貯まってきたので、これから暫く予約投稿にて連日更新します。 今回はこれです。 www.shinchosha.co.jp 先週の日曜、暇になった(した)ので、ふと読んでみました。というのも、最近現代文で冒頭部分を扱った問題を解く機会がありまして…

『現代化学』(東京化学同人)

お久しぶりです。4月に引っ越して環境がガラッと変わったので、生活バランスが暫く掴めず、また、ブログをどうすればいいかもよく分からなかったので(今も)、なかなか更新出来ていませんでした。何かの感想を、こうやってログに残るところに書くのって、や…