備忘録

需要0です。役に立ちません。書ける程、進捗ガンバリマス!

太宰治『人間失格』(新潮文庫)

こんにちは。下書きが貯まってきたので、これから暫く予約投稿にて連日更新します。

今回はこれです。 

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先週の日曜、暇になった(した)ので、ふと読んでみました。というのも、最近現代文で冒頭部分を扱った問題を解く機会がありまして、そういえば太宰治は一作も読んだことがなく、ちょっと続きが気になったのもあって、思い切って、読んでみました。のっけから自分の日本語力に限界を感じます。

 

さて、感想ですが、冒頭第一の手記の終わりくらいまでは、ちょっと分かるような、共感性に響く部分があったのですが、途中からは完全にそういう人も居るのかもなぁ、、ってホンマか?という気持ちでした。薬物と酒と女性に関わらなければ、もっと言ってしまえば、堀木と関わらなければ、葉蔵はまともな道を歩んだんですかねえ。全体を通して、あぁそうですか、(´・д・`)ホヘーという感想で、どう捉えて、どういうメッセージを受け取ればいいのか、ちょっと自分には分かりませんでした。話としては、面白かったですし、小説としては嫌いじゃないですが、正直ちょっとよく分からなかったです。初めから人間として難しかったということなんでしょうか。そもそも一番最初に情死した前夜の幸福感ってなんなのか、自分にはよく分かりませんでした。でも、凄く引き込まれると言うか、一度読み出したら最後まで目が離せない魅力のようなものはありましたし、偉大な作品なんでしょう、よく分かりませんでしたが。

 

個人的には(お前に罪はない)がちょっとツボでした。

私が受け取った大きな教訓としては、薬物はダメ絶対で、お酒と女性は控えめにって事ですかね。あと、新環境での孤立辺りか。ではこの記事の一さいも、過ぎて行くことにしましょうか。(お前に文才はない) 

 

 

追記、読んでた時から感じていたけど、あまりにも小説を読んでいなかったのでこんなものかと流していたが、文体が独特、一文が長いように思う。嫌いじゃないが。